2009年4月28日火曜日

体験版から分かること総まとめ編 圧倒的な映像美はさすがの一言。





物語は,忌み嫌われた下界パルスに追放される人々を運ぶ,輸送列車の中から始まる。主人公のライトニングとその仲間サッズ・カッツロイ(ライトニングとの関係はまだ明らかにされていない)は,コクーンを支配する「聖府軍」の守る輸送列車に潜入。ハングドエッジで「ファルシ」と呼ばれるものを探すため,探索を開始する。 冒頭からスリリングなイベントシーンの連続で,プレイヤーをぐいぐいと物語に引き込んでくれる本作なわけだが,イベントシーンから戦闘への切り替え,あるいは戦闘からイベントシーンへの切り替えは,完全なシームレスで,まったくストレスを感じさせないシステム設計はさすが。体験版ということもあって,成長システムなどの細かい要素の確認はできなかったが,最初にカメラ操作の設定を選択できるなど,超大作らしく,細かい配慮が行き届いた作品になっていることがうかがえる

またシリーズの大きな売りである「映像美」は,本作でももちろん健在だ。映像面において,常にゲーム産業をリードしてきた本シリーズだが,今回のムービーシーンに至っては,映画やアニメをはじめとした,あらゆる映像メディアを引っくるめてかなり高いレベルにある。 ゲームメディア編集者の端くれとしては,いったい開発費をいくら投じたらこんな凄い映像が作れるのかと思わず考えてしまったりもするわけだが,(下手な映画などよりも)多額の開発費をかけられるということは,それだけゲーム産業の規模が大きくなった証拠でもあり,なんだか感慨深いものがある。 ちなみに移動方式は,前作と同じようにキャラクターを操作して3Dマップ上を走り回るタイプなのだが,まるでFPSのように,周囲でさまざまな“イベント”がリアルタイムで展開される演出も,FF XIIIの大きな特徴だといえよう。 走っている途中で,近くに戦闘機が墜落したり,敵の巨大なモンスターが遠方で戦っていたりなどなど,芸の細かい演出の数々は,これまでのいわゆる国産RPGでは,あまり見られなかった要素。 カメラをぐるぐると操作して,いろいろなイベントを発見する楽しみも,本作では大きな要素なのかもしれない。